水系・準水系洗浄剤
産業用洗浄剤は大きく分けると【水系洗浄剤】と【溶剤系洗浄剤】に分かれます。
水系洗浄剤は水が主成分の洗浄剤で、水系洗浄剤の基本成分は無機・有機ビルダー、界面活性剤、キレート剤、防錆剤から構成されます。
性状から酸性洗浄剤、中性洗浄剤、アルカリ洗浄剤の3つに分けられます。
また、水系と溶剤系の中間的な洗浄剤として準水系洗浄剤があります。
主な洗浄ワーク、汚れの種類
- 金属脱脂洗浄

- フラックス洗浄

- メタルマスク洗浄

- 精密洗浄(レンズ・半導体部品)

水系・準水系洗浄剤 メリット・デメリット
水系洗浄機特徴
炭化水素系洗浄で必要な消防法対応が不要であり、溶剤系洗浄に比べて毒性が低く、環境にも優しい洗浄システムです。
一方、水系洗浄装置は排水が出るため、排水処理システムが必要です。
洗浄方式としては超音波洗浄、空中シャワー洗浄、液中噴流洗浄、揺動回転等の方法があります。
洗浄工程 例)超音波洗浄

水系・準水系洗浄剤、洗浄システム 当社取扱商品
- 水系・準水系洗浄剤『エリーズ』
- 水系洗浄剤『アクアクリーン』
- 水系全自動洗浄吸引乾燥機『クリンビー』
- 水系真空洗浄システム