取扱製品

『高純度窒化アルミニウム(AlN)粉末・顆粒』 『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』

『高純度窒化アルミニウム(AlN)粉末・顆粒』 『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』

TIM材料

高純度窒化アルミニウム(AlN)粉末・顆粒

〔高熱伝導 放熱材料〕

『高純度窒化アルミニウム(AlN)粉末・顆粒』

株式会社トクヤマ

トクヤマの高純度窒化アルミニウム粉末は、優れた熱伝導性、高電気絶縁性、各種半導体に近い熱膨張性などの特性を有し、焼結体として最適な素材です。この高純度窒化アルミニウム粉末に焼結用助剤を加え、扱い易く成型した顆粒タイプも用意しています。

一般名称 窒化アルミニウム(AlN)粉末・顆粒
製品名 高純度窒化アルミニウム粉末・顆粒
主な用途 焼結体用原料、サイアロン系化合物用原料、各種添加物
主な荷姿 ペール缶(10kg)
化学式 AlN
特性 高純度、高熱伝導率、高電気絶縁性、シリコンに近い熱膨張率、高強度、耐食性、透光性、耐ハロゲンプラズマ性

窒化アルミニウム 粉末の特性

  • 高純度
    金属不純物が極めて少ない高純度微粉末です。
    酸素含有量も非常に低く、良好な物性を持つ焼結体原料に適しています。
  • シャープな粒度分布
    粉末凝集粒子の平均径は約1ミクロンでシャープな粒度分布をもっています。
    一次粒子径は約0.6ミクロンで、かつ粒子表面が安定化されているので
    従来品に比べて安定性に優れています。
    分散性に優れ、樹脂のフィラーとして放熱性を向上させる効果が期待できます。
  • 優れた焼結性
    極めて優れた焼結性を持っています。
    ホットプレス、常圧焼結いずれによっても透光性を有する焼結体が得られます。
項目 Hグレード Eグレード
比表面積(m2/g) 2.50~2.68 3.27~3.47
平均粒径(μm) 1.07~1.17 0.96~1.07
不純物 0(wt%) 0.78~0.86 0.79~0.88
C(ppm) 130~270 220~320
Ca(ppm) 200~240 10~22
Si(ppm) 39~48 9~13
Fe(ppm) 10~14 2~9

窒化アルミニウム 顆粒の特性

  • 高純度
    酸素や金属不純物の少ない、高純度窒化アルミニウム粉末(Hグレード)を
    原料に使用しています。
  • 優れた成型性
    バインダーを添加して顆粒状に造粒してあります。顆粒状であるため
    流動性が高く、プレス成形金型内に早く均一に充填できます。
  • 優れた焼結性
    焼結性の高い高純度窒化アルミニウム粉末を原料に使用しています。
    焼結用助剤も添加されています。

『高純度窒化アルミニウム(AlN)粉末・顆粒』

物性 単位 H-Tグレード
平均粒径 μm 75
軽装嵩密度 g/cm3 0.97
重装嵩密度 g/cm3 1.09
安息角 ° 31

※著作権は株式会社トクヤマに帰属します。株式会社トクヤマの許諾なく、複写、転載を禁じます。

『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』

〔高熱伝導 放熱材料〕

『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』

株式会社トクヤマ

トクヤマのフィラー用窒化アルミニウム粉末は、高熱伝導性の球状粒子であり、各種樹脂材料(シリコーン、エポキシ、アクリル、ポリイミド等)の高熱伝導化に効果を発揮します。

窒化アルミニウム 概要

一般名称 フィラー用 窒化アルミニウム粉末
製品名 フィラー用 窒化アルミニウム粉末
主な用途 半導体封止材料、放熱素材、TIM材(シート、接着剤、グリース、テープ)基板材料、筐体、塗料
化学式 AlN
特性 高純度、高熱伝導率、高電気絶縁性、球状粒子、シャープな粒度分布

『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』

窒化アルミニウム(放熱材料) 特徴

  • 粒子形状
    微細かつ球状粒子でシャープな粒度分布をもっています。また種々のサイズの窒化アルミニウム粒子を配合することにより充填量(vol%)が増え、熱を逃がしやすくする構造をとるため高熱伝導樹脂充填剤として優れた効果を発揮します。

    『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』


    『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』


    『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』

  • 耐水性
    水に強いフィラーを実現し、樹脂に混合する工程でアンモニアの発生を抑えます。

    『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』

  • 耐水性試験条件:100mlの純水に2g添加し、120℃/2気圧化でのpH変化を測定
  • 表面改質(開発中)
    窒化アルミニウムの性能を発揮させる表面処理技術を開発しています。

    『フィラー用 窒化アルミニウム粉末』


    AlN表面とシリコーン樹脂との馴染み(親和性)を改善することにより、
    (1)同程度の熱伝導率を得る場合、親和処理無し品に比べフィラー充填量低減が可能
    (2)同じ充填量で、より高い熱伝導率の実現が可能
  • 各種フィラーの物性値比較
    他の素材よりも熱伝導性において優れています
AlN BN AL2O3
密度 [g/cm3] 3.26 2.27 3.98
熱伝導性 [W/m・k] ×
180~200 60 36
(10~100異方性)
絶縁性
(体積固有抵抗)
[Ω/cm]
1014

1014

1014
硬さ
(モース硬度)

8

2
×
9
熱膨張率 x10-6/℃ 4 1 6
粒子形状
球状

麟片状

球状
誘電率 (@1MHz) 9 4 10

※著作権は株式会社トクヤマに帰属します。株式会社トクヤマの許諾なく、複写、転載を禁じます。

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