解決すべき問題点
樹脂成型の加工業者である顧客では、従来有価買取していた樹脂と、有価買取せずに産業廃棄物として処理していた樹脂が混在していた。コスト面、環境面の観点から、樹脂についてノウハウを持つ当社に対し、産業廃棄物として処理していた樹脂も含めて有価買取できないか相談された。
取り組みのプロセス・苦労した課題等
事業所から排出される廃プラスチックや市場に流通する再生可能な資源を有価で買い取り、必要とする業者とマッチングする株式会社TBMの『資源循環プロデュース事業』を提案。ペレット化、パウダー化を含め、再生品として転売可能な業者を株式会社TBM社にて検討した。顧客より、買取・処理を検討していた20種類程度の樹脂についてサンプルとしてご提出いただき、導入後の買取・処理にあたっては、顧客側にて事前に樹脂を選別する必要がある点を事前に共有した。
最終的な解決策と顧客のベネフィット
従来の業者では、樹脂ごとの買取金額が設定されず買取不可樹脂もあった一方、同社の資源循環事業では、20種類程度の樹脂全てについて買取可能であった。産業廃棄物として処理されていた樹脂も買取可能となったため、現行業者よりトータルで買取金額が大幅にアップする結果となり、メリットある提案が実現できた。
●株式会社TBM 『資源循環事業』
https://tb-m.com/business/circulation-about/