解決すべき問題点
金属加工業を営む同社では、水洗洗浄剤を使用した洗浄後の水洗工程において、IPAやエタノールなど第一石油類危険物アルコールによる水切りと温風乾燥を手作業にて行っていた。対象ワークの小型化・微細化が進む中、水切り洗浄システムの導入により工程の自動化を図るため検討を開始。併せて危険物アルコールの削減を進めることとした。
取り組みのプロセス・苦労した課題等
対象ワークに対し、当社が提案した水切り洗浄ステムにより水切工程と乾燥工程を自動化ができるかどうか、メーカーと協働してテストを繰り返し検証を進めた。危険物アルコールの削減に対し、フッ素溶剤にアルコールを混合した水切剤を使用。混合フッ素溶剤は非危険物であり、危険物アルコールの削減も対応できることを確認した。
最終的な解決策と顧客のベネフィット
水切り洗浄システムの自動化によりユーザーの業務効率化が図れてトータルコストが削減されるとともに、危険物アルコールも削減された。