事例紹介

環境・安全対策ソリューション

エレベーターが使えない現場での運搬課題を解決した事例【折り畳み電動階段のぼれる台車】

解決すべき問題点

空調設備やダクト部材といった重量物の搬入において、エレベーターが使用できない改修現場では、階段での人力運搬が常態化していた。特に室外機や長尺ダクトなどは重量・形状ともに扱いが難しく、2〜3名の人員確保が必要となり、人手不足と人件費増加の大きな要因となっていた。また、狭い踊り場では方向転換が難しく、荷物のバランス保持も困難で、作業員の腰痛リスクや事故の危険性も高い状況であった。現場環境の制約(狭所・重量物・多様な形状)に適応しつつ、省人化と安全性を両立する手段が求められていた。

取り組みのプロセス・苦労した課題等

お客様からは「人手を減らしたいが、狭い階段でも安全に扱え、誰でも使えること」が求められた。そのため単なる電動台車ではなく、現場適応性を重視した機器選定を実施。候補製品の中でも、最大積載量150kgに対応しつつ、ハンドル角度を最大180度まで調整可能な電動階段台車に着目した。特に課題となったのは、狭い踊り場での旋回性と荷物形状による重心変化への対応であった。そこで実機デモを行い、ハンドル角度・長さ調整機能(4段階伸縮)を活用することで、作業姿勢を維持したまま安定した運搬が可能であることを検証。また、キャタピラ構造による階段昇降機構(約20~36段/分)により、作業スピードと安全性の両立が可能かを確認し、現場環境に適合することを実証した。

最終的な解決策と顧客のベネフィット

電動キャタピラ駆動の階段台車を導入することで、これまで2〜3名で行っていた重量物運搬を「1名」で対応可能とし、階段運搬の省人化を実現した。最大150kgまで対応可能なため、空調機やダクト部材など多様な資材に対応できる点も評価された。また、ハンドル角度・長さの可変機能により、狭い踊り場でも安定した操作が可能となり、従来課題であった取り回しの難しさを解消。さらに、電動昇降により作業員の身体負担が大幅に軽減され、腰痛リスクの低減や安全性向上にも寄与した。
結果として、「人員削減(2〜3名 → 1名)」「作業負荷の大幅軽減」「 安全性向上」「現場対応力の強化」を同時に実現し、「現場制約に適応した運搬ソリューション」として高い評価を得た。

●『折り畳み電動階段のぼれる台車』
製品カタログ

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