解決すべき問題点
空調設備に欠かせない冷媒配管工事において、配管接合に必要なろう付け職人の減少に加え、安全性の観点から火気使用不可の現場が増加している。
業界全体として慢性的な職人不足に加え、建設業の残業時間に上限規制が適用されたことで施工作業の効率化及び省力化がより一層求められている。
取り組みのプロセス・苦労した課題等
上記の背景から、溶接不要の火無し継手(メカニカル継手)の使用で安全性の向上と作業時間の短縮が実現する一方で、専用工具のコスト負担や狭い場所での締付作業負荷などの課題もある。
最終的な解決策と顧客のベネフィット
銅管を差し込むだけのワンタッチ継手『エフ-1』は、日本銅センターJCDA0012 認証品(国土交通省改修工事標準仕様適合)の信頼性に加え、締付工具不要、簡単施工で作業の効率化と施工品質の安定を実現。従来のロウ付け継手との比較で施工時間は約40程度短縮可能となった。今後、更なる作業負担軽減の為、メカニカル継手施工用の被覆銅管(拡管無し)の採用も検討。
●冷媒銅管用ワンタッチ継手『エフ-1』 製品ページ
https://www.kyokutos.co.jp/product/list/tabid/458/pdid1/52/Default.aspx